Amazonプライム会員特典と、本当にメリットがあるのかを検証したら意外な結果に
みなさんこんにちは。
もはや私たちの生活になくてはならない存在、Amazon。業界売り上げはダントツ1位、ダンボール業界も笑いが止まらないでしょう。
ところでこれまでなんの疑問もなく
「結構注文するから…」
という理由だけでプライム会員に入ってきたのですが、実際どれだけ得なのかを調べてみたところ、驚愕の事実を発見しましたのでご紹介したいと思います。
プライム会員って実際のところどうなの?とお考えの方の参加になれば幸いです。
(本記事は、2019年1月24日時点の情報をもとに作成しました)
プライム会員特典と、本当にメリットがあるのかの超個人的検証
全ての特典と、それに対する私の場合のメリットの有無を検証してみました。
3,900円の年会費の元が取れるか?が中心です。その他のメリットも一応忘れずに考慮します。
それぞれの見出しに評価を記載しています。
⭕️:メリットあり
△:メリットは限定的
✖️:メリットなし
配送特典 △
代表的な特典、「送料無料」です。
- 「お急ぎ便」(通常発送より速く届く) 実はそんなに使わない。会員外は360円/1回。
- 「当日お急ぎ便」 地方なのでサービス対象外。会員外は514円/1回。
- 「日時指定」 基本的に急がない商品が多いのと、家に誰かがいるのでほぼ使わない。会員外360円/1回
- 「日時指定(当日配送)」 地方なのでサービス対象外。会員外514円/1回。
- 「合計2,000円未満送料無料」 結局2,000円以上にしないと送料がかかる「まとめ買い対象」も多いのでそれほど多くはないがたまに使う。会員外は400円/1回。 月1回は使うかな、ということで400円×12回=4,800。(一応もう元が取れた笑)
プライム・ビデオ ⭕️
追加料金なしで、対象の映画やTV番組が見放題。TV、スマートフォン、PCなどで楽しめるものです。
毎日使う。会員外は100円/1回〜(海外ドラマの例)と考えると一応月3,000円。見放題コンテンツの充実度をみるとこれはそれ以上の価値があることは素直に認めたい。
ちなみにスマホでも楽しめますが、テレビで見たほうがいいのでFire stickは必須。
Prime Music ✖️
100万曲以上が聴き放題。お気に入りの楽曲や音楽の専門家が選曲した数百のプレイリストを追加料金なしで楽しめる。
曲数がけた違いのunlimited echoプラン(390円/月額)を利用しているのでここでは対象外とします。
ちなみに音楽鑑賞が好き、という人がこのprime musicだけで音楽を満喫しようとするのは無理です。(聴きたい曲は有料だったりということが多い)
Twitch Prime ✖️
USのサービス、Twitchが提供するTwitch Primeと連携可能。毎月の無料ゲームコンテンツ、Twitch Channelの購読など。
初耳。ちょっと何言ってるかわかりませんが内容的には多分使わないであろう。
Amazon Photos △
カメラ・携帯で撮った写真を何枚でも保存可能
(Amazon Photoアプリあり。)
スマホの写真のバックアップに使っている。携帯が壊れたら恩恵を感じるだろう。
Kindleオーナーライブラリー ✖️
Kindle電子書籍リーダーまたはFireタブレットで、対象のKindle本から好きなタイトルを毎月1冊無料で楽しめる。
本は必要なものをその都度選ぶのでほとんど使わない。
会員限定先行タイムセール △
通常より30分早くタイムセールに参加可能。
メリットはあると思うが、今のところは恩恵にあずかる(競合する)商品に巡り合っていない。可能性で△。
Prime Now ✖️
専用アプリでの買い物が最短2時間で届く。
地方なので対象外。
Amazonファミリー △
プライム会員ならおむつとおしりふきが定期おトク便でいつでも15%OFF。さらにお子様情報の登録で、おむつやベビー用品の限定セールへの招待など。
近所のドラックストアと比べて安いわけでもないが、高いわけでもないので手間を考えるとありがたい。使う。
Prime Reading ✖️
さまざまなデバイスで、豊富な本・マンガ・雑誌が読み放題。Amazonでしか読めない限定タイトルも。
それほど読みたいものもなく、ダラダラ雑誌を読む時間はないので、使わない。
Amazon Mastercard ⭕️
プライム会員なら2%ポイントが貯まるAmazonクラシックカード。プライム特典が使い放題で2.5%ポイントが貯まるAmazonゴールドカード。
ゴールドカード利用中。
なお年会費(10,800)にプライム会費(3,900)が含まれるほか、WEB明細サービスとマイ・ペイすリボというサービスに登録すれば、年会費が4,000円になる結果、実質負担は100円と、ゴールドカードを100円で持てる。ゴールドカードだとセール時に還元率を5%以上になったりするので、プライム会員ならゴールドカードの方が良い。
Amazon Music Unlimited ➖
プライム会員は特別価格、月額780円。30日間の無料体験あり。新曲から名盤まで、6,500万曲以上が聴き放題。楽曲をダウンロードすればインターネット接続がなくても楽しめる。
(echoプランで利用中なのでパス
Echo Plus (エコープラス) 第2世代 (Newモデル) - スマートスピーカー with Alexa、チャコール
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2018/10/30
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
echoならメリット大!
音楽配信をAmazonでと考えるなら必須。
Dash Button/バーチャルダッシュ ✖️
Dash Buttonは、ワンプッシュでお気に入りの商品を簡単に注文できる、物理的なボタン。再注文が楽。
使わない。定期購買で足りる。
Amazonパントリー ✖️
食品・日用品を中心とした低価格帯の商品をひとつから必要な分だけ、ひと箱あたり390円の取扱手数料で届く。
そういう使い方はしない。さすがに買い物に行く。
Amazonフレッシュ ✖️
生鮮食品や専門店グルメから日用品まで、必要なものがまとめて届く。
地方なので対象外。
ということで、改めてみると、メリットは多いけれども、使わない、使ってない、使えないものが相当あるなという印象です。いや、ほとんどと言ってもよいです。
検証の結果、送料だけで元はとれてると言えますが買い物をまとめれば送料は会員外でも無料なので特典と言うほどでもないですよねぇ…
高還元率で年会費実質無料に近いアマゾンゴールドカードについては、還元率だけみるとこれに近くてAmazonに特化していないカードもある。ある程度Amazonで買い物をするなら持ってて損はないけど、それほどすごくはない。
サービスの恩恵をフル享受できる人とはどんな人か
改めてみると、私のライフスタイルからはそれほどAmazonプライムのメリットがないという悲しい事実が明らかになってしまいました。
逆に次のような人はメリットがかなりありそうです。
- 都市部の各種サービスの対象エリア在住
- 単身者(日時指定が必要)
- 急ぐ商品を思いついたたびに注文する
- 音楽を聴きまくる
- 映画やドラマを観まくる
- スーパー行くよりAmazonだ
都市部の若者や共働きと言ったイメージでしょうか。
会費が同じと考えると地方在住の身としては不公平感も感じます。
コスパを最大化しているのは2歳児だった
お金の面だけみるとなんとも微妙な検証結果となりました。
ECサイトには楽天やらビックカメラやら魅力あるものが他にもあり、少し見直せば会費を払ってまで…と思わないでもないですが(あくまで、個人のライフスタイルに照らしてみての感想です。)、当面見直しはなさそうです。
それは
があるから。
海外ドラマをよく観るのと、それ以上に、2歳の娘が、無茶苦茶これを使い倒しているのです。
なにしろ、寝かしつけ、すなわち寝るときのルーチンとして毎日欠かさずお気に入りの番組を観ており、しかも何日同じもの(無料の)を観ても飽きないのです。
つきあう方はゲンナリですが追加料金不要で楽しんでくれているうえにおとなしく寝るのですから、子育てツールとしてもコスパは最強です。
子供が何かに集中しておとなしい、そして寝てくれる有り難み。子育て世代には共感いただけるでしょう。
終わりに
いかがでしょうか。あくまで私の場合ですが、結論としては
もっぱらAmazonプライムビデオのためにプライム会員になっている
ということですね。
思えば通販を快適に利用するためのコストだと思って漫然と続けてきたら実は映像だったということで、知らぬ間にAmazonの多角的会員囲い込み戦略に乗っていたということです。
先にも述べたようにECサイトも群雄割拠、巨人Amazonも留まってはいられないということでしょう。
会員囲い込み、と言えば音楽なんかはすでにプライム会員特典ではなくてスマートスピーカーを買わせてそちらに特典として着ける形で、私ごとき「娘がビデオ観なくなったらやめようかな」という退会予備軍の行く手にはすでに刺客を送っているわけです。
実に空も地面も見えぬ密林の深さを思い知らされる気がいたします。
本日もお付き合いいただきありがとうございました😊ではまた