親父の小言とボディーブロー

人生折り返しの子育て世代。世知辛い世の中を面白く生きるためのあれこれと雑記

改めてダイエットについて真面目に考えた

明けましておめでとうございます。

 

2022年のテーマは何しろ健康

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健康でさえいれば何とかなるというかつての上司の言葉がなんとなくわかる昨今、昨年取り組んだ「ダイエット」には大いに反省すべき点が多いため、年末から仕切り直しを試みています。

 

このことは、とりわけ私同様の中高年の皆さんのみならず、以前の私のように間違ったダイエットをしている方には参考になるものかもしれません。お付き合いのほどをよろしくお願いします。

 

私の間違った「ダイエット」と弊害(経験談)

ダイエットが単に減量することではない。ということは、今なら理解できますが、不摂生とおそらくは加齢からくる基礎代謝の低下によって体重が増えた当時の私には、まず減量が喫緊の課題であったことから、とにかく食事量を減らすということに注力、カロリーの少ない食事の研究にいそしんだりしたものです。

 

(ちょうど1年ほど前です)

www.kome100.com

 

消費カロリー>摂取カロリー ですから、当然目標体重までは順調に減りました。具体的に言うとこの間の体重の増減は5kgです。

 

しかし、この減量は期待するような身体への好影響をもたらしませんでした。すなわち腹回りの肉は思ったより減らない一方、全体的に筋肉量が減ったのです。

 

考えてみれば、一連の変化は、これまた今なら容易に説明がつき、

・加齢と運動不足で代謝が落ちる

・今までの摂取カロリーでは太る(摂取カロリーー消費カロリー=蓄積)

・摂食で 消費カロリー>摂取カロリー にしたから痩せる

・摂食=飢餓状態にすると、身体は生存維持のため代謝を上げる(燃費の悪い)筋肉をまずリストラする

ということになります。

 

したがって、これからの基本は、必要な栄養はとりつつ、筋肉を落とさないということになります。

 

何を食べたらいいのかわからない問題

いろいろ書いてきましたが、振り返ると至極当たり前のことに遅ればせながら(身体の犠牲をもって)気づいた。ということにすぎません。

 

ともあれこれで改心(?)したものの、実はアクションプランが明確になったわけではないことに気づきます。

 

必要な栄養を取る、健康的な食事をするというのは言われなくともわかっていそうなものですが、それが具体的に何なのかわからない、わかっていたとしても実践できるほど暇ではないということで、結局何を食べたらいいのかわからないということです。

 

加えて、自分の食事に関してそこまでストイックに研究、計算してまでメニューを考えることまでは面倒だからしたくないのが人情。なにかいい方法はないものか・・。

 

2022年のダイエットの実践

栄養補助の”主食”

そんな私がまず始めたのがこちらです。

完全栄養の主食 BASE FOOD

一言でいえばパンのサブスク。もちろんただのパンではなく、必要な栄養がカバーされたパンなのです。これが実に私の欲求を満たしてくれるものです。

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簡単に概要を述べますと、身体に必要な栄養素がすべて含まれているパンが個別包装されて毎月送られてきます。「完全栄養の主食」を謳っており、パンのほかにパスタがあり併せて”BASE FOOD”と称しています。(私はパンしか頼んでいない)

 

主食と言っていますが毎日毎食食べることが前提かというとそうではなく、1カ月当たり20食が(義務感・負担感の観点からでしょうか)推奨されています。私の場合は職場のデスクに常備しています。平日の昼食にすればちょうどよいからです。

 

これが実に優れたものだなと思いますので、以下にその良さを記します。

(1)早い

 これは、考えなくとも済むという意味では本当にそうだなと思います。とりあえず昼はこれだと思っていれば昼食難民にならずに済み、かつ昼食でバランスをとったんだという安心感につながります。

 

(2)安い

 パン1袋当たりが200円弱です。私は1袋で十分ですが、2袋でも400円弱。昼食に限っても、弁当持参しない限りは外食かコンビニかといった選択肢になるでしょうが、どう頑張っても500円はくだらないことを考えればコスパの良さが際立ちます。

 

(3)旨い

 肝心なのがここで、パンとして十分に旨い

 パン屋のパンのような小麦香る・・といった感じでもなければ、菓子パンのような不健康なおいしさとも違う旨さです。味にはプレーン、チョコ、シナモン、メープルのバリエーションがあり、メープルなどは好き嫌いがあるでしょうが私は幸いすべて旨いと思います。

 食感はサクサクふんわり系ではなく、もっちり系。製法によるものなのではと想像しますが、噛むので満腹感につながるのもよろしい。

 

 パンゆえに飽きる可能性はありますが、今のところその素朴さゆえなのかその気配はなく、しばらく付き合えそうです。

 

栄養管理

もうひとつがこちらで、摂取した栄養をアプリで管理することにしました。

これは、「何を食べたらいいのかわからない」にも通じますが、食べたものがいいのか悪いのか、食べすぎなのか足りないのかを、雰囲気ではなく可視化したかったというこです。

 

BASE BREADは確かに優れているけれども、1日の食事というのはそればかりではなく、トータルで考えたいですから。

 

導入したのがこちらです。

あすけん ダイエットのカロリー計算・体重管理・食事記録
あすけん ダイエットのカロリー計算・体重管理・食事記録
開発元:asken inc. (Tokyo)
無料
posted withアプリーチ
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食事の登録は、BASE FOODをはじめバーコードのあるものはバーコードの読み取り、家や外での食事は写真を登録すれば、結構な精度で解析してくれます。
写真解析は完ぺきではないですが、「まぁそんなとこかな」程度で流してあげるとよさそうです。
 
これをやってみてよかったのが、食事制限が間違っているということが明確に、グラフやデータで分かったということです。
 
とりわけ、食事制限時には極力遠ざけてきた「炭水化物」。これが、その習慣のゆえか、今の自分には極めて少ないということがわかりました。
 
また、案外空腹を我慢する必要はないのだ、言い換えればもっと食べてもいい、食べるべきだということが分かったのも何か得した気分です。
 
そうした気づきも得られるのと、先入観、思い込み、イメージで「ダイエット」に手を出してはいけないのだということなのでしょう。
 
 

筋トレ

最後に蛇足ですが、当然ながら筋肉を落とさないためには栄養を取ることを前提に筋トレをする必要があるということです。こちらも引き続き研究と実践を重ねたいと思います。

 

最後に

健康でさえいれば何とかなる。逆に健康を損ねると簡単なことができなくなります。

 

人生も折り返し、しかし子供に何を残せるかなどなさねばならぬことは山積みの気がする今日この頃、健康も計画的に管理していかねばとの思いが募ります。

 

最後までお付き合いいただいた皆様のご健康をお祈りします。