親父の小言とボディーブロー

人生折り返しの子育て世代。世知辛い世の中を面白く生きるためのあれこれと雑記

ドレスシューズの最適サイズと初めに買うべき一足について

お題「愛用しているもの」

男の服装術―「選ぶ」「着る」「履く」「結ぶ」の基本教えます。

紳士靴について

就職活動の辺りに親しんだのが服飾評論家の落合正勝氏のこの手の本だったおかげか知りませんが田舎の貧乏学生にもかかわらず面接にはクロケット&ジョーンズのストレートチップを履いていきました。

以来、身だしなみの中で靴だけは気を遣い、20足近くの紳士靴を履き、それらを磨く時間に心の安らぎを得るような年月を重ねてきました。

そんな私ですがサイズ選びだけはいまだに悩み抜きます。

そこで本稿では、経験上失敗しにくいサイズ選びのコツを書いてみますのでご参考ください。

ちなみに、「夕方に(足のむくみを考慮し)来店し、30分くらい履いて店内を歩き回る」などという確実かもしれないけど現実的でない方法は除外します。割と邪道系、基本的に「最初の一足を」という迷える若者向けに愛を込めて書きます。

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サイズ選びのコツ

1 試着できればそりゃした方がいい

 試着しないで靴を買うなんて!と靴好きは言うでしょうが私は通販などを否定しません。人には事情があるものですから。

でも試着しないで靴を買うのはやはりリスクがあります。何よりサイズが同じサイズ表記でもメーカーによって全然違うのが悩ましいのです。

一度はちゃんとした靴屋で試着をし、自分の足の特徴について店員さんとコミュニケーションをとっておくと、よしんばその場で買わずとも後々捗ります。

 

2  自分の足は案外小さいと思った方がいい

  履き始めと言うのは「おいおいマジすか」ってくらいきついものです。革が適度に伸びて底が沈むのを計算するのがキモ。なので、試着した際には舞い上がってしまいがちですがすぐにジャストと思わないことが大事です。経験上。

 ただし、縦にきついのだけはサイズ誤りです。靴は縦には伸びません。

 私の場合、これを吟味した結果スニーカーで選ぶサイズよりも1センチも小さいのがドレスシューズの適正サイズでした。衝撃です。

 

3 定番モデルを買う

 話せば長いですが今靴を一番安く手に入れる方法はヤフオクとかメルカリです。(もちろん新品で。私は並行輸入品に抵抗がありません)

最初の一足にはちょっとオススメしませんが適正サイズさえわかってればこれらは有効な選択肢です。

この時に、定番モデルを持ってる又はその自分のサイズを知ってるというのは極めて有効なのです。「クロケットのストレートチップだと出品者様はどのサイズですか?」と質問すれば、サイズが合わなくて再出品という無駄をせずにすみます。またこのやり取りがスムーズにできない人からは買うべきではないというのがわかったりします。

運が良ければ半額くらいでお目当ての靴が買えます。靴好きの出品者とのやりとりも楽しいものですよ。

 
まとめ

間違いないのは、最初だけはショップで足を見てもらい、何種類か履いてみた挙句にストレートチップの靴を買うことだと思います。

ドレスシューズの基本は内羽根式のストレートチップ。ここを押さえてから二足目以降に進むのが良いでしょう。

(靴は二日連続で履いたらダメなのでなんだかんだで三足は必要です)

最初はこれ一択です。メーカーは好みで!