全ての支出は世界に繋がる と思った話(雑記)
ポイント還元やらキャッシュバックやらが喧しい。
もちろん私もポイントが好きだし、ポイントバックやキャッシュバックも大好きで、あらゆる場面で「どっちが得か」を考える。
それはそれで賢明な消費者行動のように思えるが、この間(かん)、少し冷静になってこのことについて考えてみた。
ポイントを貯めてどうすんの?
という話である。
「○○カードで払うと今日は△日だからナントカスーパーポイントが貯まる」
とか
「いつもはこのカードを使うが今週はこっちのカードだとポイントが倍になる」
とか
そうして、確かに気がつけばそこそこまとまったポイントが溜まったりして、悦に入ったりもするのであるが、何か違う気がする。
たとえばAmazonで貯めたポイントはAmazonでお金の代わりに使える。楽天なら楽天トラベルなど。全く当然の話だが、所詮は「特定のサービスの割引にしからならない」のである。
それが物足りない、つまり、「だから何?」と思うようになった。
そして、そんなことを繰り返していても、実際にはそんなに得をした気にならない。
そこで私は、マイルを貯めるのが一番お得、すなわち人生を豊かにしてくれるのではないかと考えるに至った。
ポイントが(あくまで私の場合)せいぜい特定のサービスの割引に過ぎず、場合によってはさして必要もないものに消費されがちなのに対し、マイルを貯めることは旅行積立の側面がある。
日々の支出が旅行資金に還元されるのである。
このように考え、思い切って日々の支出方法の見直しを行ってみた。
と言っても、(1)クレジットカードの一本化(2)払えるものは全てカードで ということに尽きるのだが。
(1)クレジットカードの一本化!
マイルの溜まりやすいカードを一つチョイスし(この辺りは、ちまたに腐るほど優良情報があるので割愛)、まずは定期的な支出を全てこれに紐づけるようにした。
思えば無計画にカードをチョイスしてきたものだというのはお恥ずかしい話だが、皆様の参考と自身の備忘のためにメモしておきたい。
カッコ内が、これまで支払いに使っていた方法である。
- 携帯電話料金(ニコスカード)
- 生命保険(セブンカード)
- 自動車保険(口座引き落とし)
- Amazon(Amazonカード)
- ガソリン(ニコスカード)
- 鉄道(スイカカード)
これらを全て一本化した。特筆すべき(?)は、例えば新幹線に乗るためには、おそらくSuicaカードの方が安いし、タッチアンドゴーが使えるので楽だが、それでも分散させるより集中化した方がいいと考えたところである。
(2)払えるものは全てカードで!
現金で1万円を払ってもそれまでだがカードで1万円を払えば100マイルがもらえる。(私のカードの場合)
マイルはその名が示す通り遠くへ行くためのポイントであり、ショッピングモールのお会計が多少安くなるといったセコイ話ではない(個人の見解です)。
現金主義の地方の田舎というハンディを負いつつも、従来から極力現金は使わないようにしてきたが、これを一層徹底している。
例えば電子マネーへのチャージでもポイントが貯まるわけなので(カードによります)、家族間の生活費のやりとりもプリペイドカードへのチャージ⇨送金 にすれば現金のやり取りよりはお得だし、プリペイドカードでもポイントバックがあったりして尚お得である。
とはいえこの取り組みも始めたばかりで陸マイラーを名乗るのもおこがましいのであるが、機会があればその成果を披露したいものだと思っている。