親父の小言とボディーブロー

人生折り返しの子育て世代。世知辛い世の中を面白く生きるためのあれこれと雑記

暖かさとは何か

東北は寒い冬の真っただ中です。

 

とりわけ北東北の内陸部にある我が町は雪も多く最低気温がマイナス2桁台ということも珍しくありません。

 

そこで、文字通り「死活問題」である家の暖房について考えてみた結果がなかなかに興味深いことになったので、シェアしてみたいと思います。

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概要としては、薪ストーブはかなり魅力的な存在で、金がかかるといわれているが、そうでもない。というものになります。長いですがご笑覧ください。

 

暖房に何を求めるか

そもそも自分が薪ストーブに興味が向いたのはなぜなのか?というのを分析してみました。暖房に何を求めるか?を考えた結果ですが、私の場合は、突き詰めると以下のようです。

 

(1)暖かさ

 言わずもがなですが、暖かさ。しかし、寒冷地に住む、住んだことがある方であれば、スペックこそが重要で、外の冷気を別世界のものにする高出力すなわち「確かな熱量」が必要であるということはご理解いただけるでしょう。

 こうした観点から、電気ストーブや熱源を問わず小型のストーブなどはそもそも眼中にないことになります。それはチワワがライオンに勝負を挑むようもので、どんなに頑張っても無理なもの、抗えないものがこの世にはあるのです。寒さとはそういうものです。

 

(2)やすらぎ

 暖かいということは単に気温が適温であることを意味するのではありません。せっかくなら家族で暖かさを囲み、外の冬の寒さと景色を、つまり冬を楽しめるような暖房がいいに決まっています。

 

この意味で弱いのがエアコンやファンヒーターで、それらは高性能のものを買えば確かに暖かいのですが、決してやすらぎはもたらさない。機械が絶えず発する送風音しかり、無機質なたたずまいなど、逆に人を遠ざけているような気すらしてきます。

www.kome100.com

そうした理由から石油ストーブを買った時の記事です

 

(3)安心感

 命を守る生活の必需品としての「確かさ」、すなわち故障がなく、災害に強いことも重要です。そうなるとやはり強いのはアナログです。

世の中はデジタルこそ正義、住宅の暖房も、住宅を高気密化して省エネのエアコンで賄う方向に誘導されているように見えますが、身近で震災をみてきた身には、真冬に故障したら?停電したら?と考えると、よくそんなものに身を預けられるなと思わなくもありません。おまけに高気密化したおかげでシックハウス症候群とか、それを予防するために強制換気で結果冷気を入れるとか意味が分かりません。ともあれ他者にすべてをゆだね命を預けるのではなく、危機に際して自分の努力でなんとかなる部分があることは大きな安心につながります。

 

薪ストーブがものすごく魅力的に思える

上記の基準をかなり満足させそうなのは、数ある暖房器具の中でも「薪ストーブ」であると思います。

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「暖かさ」に関して。

コスト(同じ室温にするのにいくらかかるのか)を考慮しなければ、電気だろうがガスだろうが薪だろうが、等しく部屋を暖められる=温度は上げられることにはなります。

が、その暖まり方が違います。

すなわち熱風(温風)を電気の力で作り出し循環させることによって熱を得るエアコンやファンヒーターと違って、薪ストーブやいわゆる昔ながらの石油ストーブは、暖められた物体(ストーブ本体)から放出された赤外線が暖かさの源です。そのため、消せばすぐに室温が下がり寒さを感じるエアコンなどと違い、暖かさが長時間続き、身体も芯から温まります。

 

「やすらぎ」に関して。

これは、炎の力によるものでしょう。炎に引き寄せられるというのは人間が本来持っている本能だそうですが、炎を眺めているとそれだけで癒し、やすらぎが得られ、自然と人が集まります。

不安定な世界の中での昨今の焚火ブームも頷けるというものです。また最近はコミュニケーションを促進するために焚火をミーティングに導入するなどという話もありますね。おそらく、火には人をリラックスさせる力があるのでしょう。

加えて私の場合は幼少期を過ごした実家に薪ストーブがあり、そうしたセンチメントも影響しているのだろうと思います。

 

「安心感」に関して。

薪ストーブは原理、構造がシンプルです。各メーカーでいろいろな薪ストーブを販売していますが、薪を燃やして煙突から排気するという単純な仕組みは変わりません。多少叩いても雑に扱っても、電子部品ではなく鋳物だの鉄板だのによる大雑把な部品で構成されていますから致命的に壊れるということがありません。

また完全アナログで部品点数も極めて少なく、したがって修理や応急対応が可能です。

電気やガス、灯油の供給が災害で寸断されても、燃やすものさえあれば暖がとれるのです。

 

思えば震災のときにはあちこちで廃材をドラム缶で焼いて暖を取る光景をみたものです。また被害を受けなくても停電は起きたので、薪ストーブのある家に近所の人が集まったなどという話もありました。 

 

高気密高断熱、オール電化、スマホでピッと・・それは快適で夢のような話かもしれないけれども、実に脆いものなのです。人の記憶は5年とか言いますが、震災10年、脆さに頼る世の中、実に複雑な思いがします。

 

薪ストーブは高いのか

さて、そうはいっても薪ストーブは金がかかるのでとても導入できないではないか?

 

私もそう思っていましたが、必ずしもそうではないようです。ようやく本題です。

 

といいつつさらに前置きが長くなりますが、ここで金がかかるといわれる理由を整理してみましょう。

(1)導入時に金がかかる

  これは事実です。

  大まかに言って本体40万円、煙突40万円、工事30万円。個々のコストを下げることは不可能ではないものの、概ねここはイニシャルコストとして最低100万円かかるというのは避けられない現実のようです。

 

(2)メンテにも金がかかる

  多くの薪ストーブ(今更ですが、ホームセンターで売っているものとか、アウトドア用のペラペラなものではなく、薪ストーブ屋さんで売っているものです)の耐用年数は10年程度ということで、構造上実際にはそんな短期間で壊れることはないでしょうが、案外短いです。かつ、炉の密閉性を高めるための部品など消耗品があったり、煙突掃除の必要があったり、いちいち金がかかります。石油ファンヒーターをその都度買い替えてもいいレベルでかかります。

 

(3)薪の調達に金がかかる

  これも事実なのですが、実は冒頭に述べた興味深い事実というのがこれですので、現実と併せて述べてみます。あくまで理論上ということですのでご理解ください。

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  まず薪ストーブを導入し、薪をすべて購入で賄うとした場合の費用(薪代)は、北東北で考えるとだいたい13万円くらいになるようです。

ライフスタイル的に、夜間と週末利用、だいたい12月から3月までの4か月、120日間使用すると想定してのものです。

  

  以下、根拠をメモしますと

  ひと冬の薪の使用量の目安は、仙台の薪販売店のサイトを参考にしますと、「夜・週末のみで3㎥、日中から夜まで利用すると6㎥」とあります。 ㎥は、薪の断面の面積の合計です。ちなみに薪の長さは40センチです。

  これを、我が家は北東北ということで、「夜・週末のみ」とはいえ多めにみて5㎥と想定します。

 

 我が家の近くで安価に薪を購入できるところを探してみますと、管轄する森林組合で販売しているのが安そうです。配達料込みで5㎥で125,400円(税込)でした。

 

 ひと冬の暖房費で約13万円!ですが、ここで少しぐっとこらえて灯油代との比較をしてみます。

 

 灯油を使う石油ファンヒーターの燃費についてググってみると、概ね広いリビング用で1時間あたり27円程度というのが多そうです。電気代は問題にならないレベルという見解が多いようですが、合わせて30円で考えてみます。これを、1日8時間稼働させると考えると30円×8時間=240円/日ですから、冬期4か月だと28,800円です。

 

 灯油3万円に対し、薪13万円です。

 

やっぱりお話にならないレベルのように思えますが、一つ考えなければならないのが、薪ストーブは家じゅうを暖められる性能がある(カタログスペックと利用者レビューなどから)が、石油ファンヒーターはせいぜいリビングしか暖められず、極端な話、家じゅうを暖めようとしたら部屋ごとに稼働させなければならないということです。

 

あまり薪に幻想を抱き過ぎ、かつ灯油に不利な要素を上げるのもフェアではありませんから、石油ファンヒーターの暖房能力を薪ストーブの1/3だとしても、灯油代は3万円×3=9万円かかるという見方もできそうです。そうするとその差はぐっと小さくなります。

 

さらに面白いデータがあります。

灯油1Lで発生させる熱量は8771kcalです。

一方、これと同等の熱量を得るのに必要な薪の量は、約2kgだそうです。

 

上の「13万円」の薪の量から、2kgがいくらになるのかを考えてみると、

13万円の薪の量は325束(直径23センチ程度)とのことなので、一束当たり385円、重さが7~8kgだそうなので、8kgとすると2kgなら1/4ですからだいたい96円です。

 

つまり、同じように暖めようと思ったら、薪も灯油もコストは同じくらいだということになります。

 

自家調達できない限り薪ストーブは割高というのが世間の常識、私もそう思っていましたが、買っても同じだという結果は衝撃です。

 

もっとも、それだけ薪ストーブがオーバースペックなのだということもいえるかもしれませんが、灯油が、「安いのだが寒さを感じることがある」なら私は寒さを感じない方がいいです。暑すぎるなら窓やドアを開けて雪を見ながら半袖で過ごすほうが幸せではないですか。

エピローグ

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ということで、同じ暖かさを得るのに灯油代も薪代も一緒ということがわかりましたので、では薪ストーブに突っ走ることができるかというとそうではありません。

 

本体のイニシャルコストとランニングコストが高いことと、燃料費としての薪代は、熱量あたりは同じだといっても、ストレートに受け入れがたい額ではあります。相対的には高くなくても、高いは高いのです。

 

そこで、本体のコストと薪代の節約についてどう考えるかを最後に整理してみます。

(1)本体のコストについて

 経済面だけからみると、これを回収しメリットを出すのは難しく、冒頭で述べた理想の暖房像に照らし、十分に答えてくれそうなその価値をどう見るかということに尽きるというのが私のたどり着いた結論です。

 現段階では、その価値は十分にあると思っています。

 

(2)薪代の節約は可能なのかについて

 とはいえ(1)だけではその優れた暖房を維持していくのは現実的には難しいでしょう。いわゆる「理想だけで飛びついて失敗する薪ストーブの失敗例」になるだけです。しかし、この薪代を圧縮できれば、薪ストーブのある豊かな生活を無理なく送ることができるのではないか、経済面でも貢献できるのではないかと思います。

 

 そしてそれは不可能ではないのです。

 

 なにしろ田舎住まいですから、今こそその強みを生かす時です。

 車で2時間弱の生まれ故郷には親が残した山があり、それだけではなくリアル限界集落の当地には管理を止めた雑木林が数多くあります。

 

 そう簡単ではないでしょうが、これらを使って、消費する薪の1/3でも半分でも自家調達できれば燃料の自給自足に近づき、便利さを金で買う危うい生活から少し足を洗えて、大きな安心の得られる豊かな生活に近づけるのではないかと思うのです。

 

 果てしなく長くなりそうなので、続きはまたの機会に譲り、大いなる可能性と散財の予感に、そして北東北の寒さに身を震わせつつ駄文を世に送ります。

 

食料や燃料などで自給自足を少しでも取り入れていくことが安心な、そして豊かな生活につながるのだということに気づかせてくれます。震災後の2013年7月に発売されました。

里山資本主義

 

Amazonが全商品にポイント還元へ!でも原資は出店者の負担

こんにちは。

ちょっと驚きのニュースが入ってきました。

Amazonがサイト内の全商品に1%以上をポイント「還元」するそうです。

www.nikkei.com

楽天なんかに比べるとAmazonって実はポイント還元は弱いし分かりにくいという不満はあったので一瞬朗報だと思ったのですが、なかなか素直に喜んでいいのか微妙な話のようです。

今回はそのあたりについて雑感を述べたいと思います。

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何が変わるのか

2019年5月23日からAmazonジャパンのサイト内における買い物について、全ての商品で購入価格の1パーセント以上がポイント還元されます。

 

実はこれまで、同サイトでは一部商品にしかポイントは付かず、商品カテゴリによって差があるようで、私の買い物傾向からは「むしろポイントの付かない商品の方が多い」状態でした。

 

これが全てとなると、地味に毎月そこそこの額をAmazonにつぎ込んでいる身としては有難いわけですね。

 

素直に喜べないわけ

ところが、ニュースでも指摘されているように、消費者にとってはメリットがあるものの、素直に喜んでいいのかという課題もあるようです。

 

出店者負担

それはポイント還元の原資が出店者の負担であること。

出店する側は値上げをしない限り最低1パーセント利益が減るということになります。

 

ちなみに楽天市場は前から出店負担です。

サービス・料金詳細|楽天市場

Amazonに関しては途中から一方的だ、ということでしょうか。

 

Amazonへの感情

それだけでなく、膨大な利益を上げているのに自らは負担しないという姿勢がより鮮明になったかたちです。

 

なぜAmazonは日本で法人税を払わずに済むのか? 元国税職員が解説 - まぐまぐニュース!

米Amazonが2年連続で税金ゼロ「IT巨人」に批判の声があがる - ライブドアニュース

 

これらの記事が指摘するような、日本では利益をアメリカに吸い取られる構造を作って法人税を払わず、本国では税制優遇措置や控除をフル活用して税負担を逃れるという「大企業の社会的責任を果たさない」世界一の通販サイト会社が、「殿様商売」「零細出店者いじめ」と批判される仕組みによるお客様感謝を始めると言われてそれにホイホイ乗っかっていいのかということですね。

 

zozoとの違いと共通点

 ふとこれでzozotownの話を思い出しました。

 こちらも消費者還元で出店者から総スカンな訳ですが、こちらは割引原資はzozo負担なのに叩かれているわけです。

 

(雑記)zozo離れと靴の話 - KOME100.COM

詳しくはこちらをどうぞ。

 

 共通するのは利益を上げているのに社会的責任を果たさないとか金の使い方がどうだとか、「なんか嫌い」とかいう理由で直接当事者でない層に主に批判されているというところでしょうか。

 

Amazonとの付き合い方

はじめにこのニュースを目にした時というのは、実はAmazonプライム会員をやめようかどうしようか考え始めていた時期で、「また先手を打ってきた!」と思ったものでした。

 

かつて記事にしましたが私の場合プライム会員のメリットはAmazonプライムビデオによるところが大きいのですが、この一番のユーザーである娘が飽きたらしいのです。

もっぱらこれに夢中になったためです。

 

プレゼントされたときは今更アナログな絵本…と思ったのですがハマっています。やはり子供というものを研究した商品なんでしょうね。
 
 
話を戻して、そうした中でポイント還元の話ですからまた揺らぐのですが、導入前からいきなり批判されている様子ですから少し落ち着くのをみたいというところでしょうか。
 
また、おまとめ便とかサイバーマンデーといった他のサービスとの併用も気になります。
 
ここまで生活に溶け込んだ存在ですから正義感やセンチメントでは容易に切れませんが、真にメリットがあるかどうかは見極めていきたいものです。
 
本日もお付き合いいただきありがとうございました!
🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜

高還元率でおなじみ泉佐野市のふるさと納税がキャンペーンで異次元のお得感

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wikipedia

作成:2019/2/6

追記:2019/2/8

 

 

われらが大阪府泉佐野市が特設ふるさと納税サイト「さのちょく」で、ふるさと納税を申し込んだ方全員にAmazonギフト券をプレゼントする「Amazonギフト券100億円還元閉店キャンペーン」を開始しました!

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大阪府 泉佐野市ふるさと納税特設サイト

 

泉佐野市がすすめる1000種類以上の返礼品から好きなものを選択するだけで、返礼品の最大20%分のAmazonギフト券がもらえる。というのがその内容。

 

Amazonギフト券は発送時期によってお得度が変わるようで、

  • 通常の順次配送を選択すると、Amazonギフト券は10%還元(納税額1万円で返礼品にビール1ケースを選ぶと、Amazonギフト券は1000円分。
  • 5月以降の配送月を指定すると、20%還元

となります。

 

総務省とにらみ合う泉佐野市、「現行法上問題ない」としているのですが、そもそも総務省はギフト券による還元を問題視しているので、真っ向から反旗を翻した格好です。痛快ですね。

 

大阪・泉佐野市がアマゾン券追加 納税返礼品巡り、総務相に反旗

 

この背景には、「返礼品の調達費は寄付額の30%以下」にしなければならず、これを守らない自治体は6月以降、制度の対象外とする法改正が目前に迫っているということがあります。

 

つまり、泉佐野市のお家芸、高還元率の返礼品はNOということになります。

 

われらが泉佐野市は規制強化に反対しているのですが、悪法もまた法なり。法改正されればこれまでのような取り組みはできなくなるとして今回のキャンペーンを決めたということのようです。

 

もちろん、この制度によって泉佐野市は多くの寄付を集めてきて、住民サービスの充実を図ってきたわけで、別に総務省に喧嘩を売るのが目的ではなく、「ふるさと納税の取組みを支持してくださった皆さまへ感謝」を示したいということなのですから、恐縮しつつ素直に乗っかっていきたいものです。

 

今回の一件で知ったのですが、これまで泉佐野市の小中学校にはプールがなかったそうですが、寄付によっていくつかのプールが整備されたのだとか。

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ほんの一例ですが国全体をみて近くの老人より遠くの子供のほうが支援しがいがあるという考え方もあります。

寄付先、内容を選べるというのは同じ金を払う身からするとこちらとしてもありがたいですよね。

 

脱線しましたが、キャンペーンにいかにして望むか?という私の作戦を注意点とともに整理しますので、ご参考にしていただければ幸いです。

 

1 泉佐野市特設ふるさと納税サイト「さのちょく」からの寄付のみ対象

いわゆるふるさと納税ポータルサイト(「さとふる」とか「ふるさとチョイス」とか)からの寄付だと、Amazonギフト券はつきませんので注意が必要です!

 

大阪府 泉佐野市ふるさと納税特設サイト

👆ここだけ!

 

2 期間はこの2月から3月まで

法改正を視野に、泉佐野市の特設サイトが閉店するのを機に行うキャンペーンとのことで、期間が極めて短いですのでこれも要注意です。

 

3 返礼品は待てるものにしたほうがよい

返礼品の発送時期によって、Amazonギフト券の返礼品に占める率が大きく異なります。事務の手間との兼ね合いなのでしょうね。

 

そもそも人気の泉佐野市、返礼品が送られてくるのは遅いです。キャンペーンだとさらに事務もふくそうするでしょうし、「4月の誕生日のために」みたいな急ぐものは避けたほうがいいでしょう。

 いつ来てもいいもの、くらいに考えたほうが無難です。

 

4 おまけ 私はビールを頼んどきます

個人的には、泉佐野市の返礼品の中でも魅力なのはビールだと思っています。還元率は30⁻60%と高くお得ですし、なにしろ私にとってはビール代は固定費。強い味方です。

 

法改正後に返礼率が下がっても、私はビールを返礼品にしてもらうつもりです。

 

ビールの良いところは、保存もきくところです。直射日光さえ避けておけば、室内でも風味を損なうことなく保存できます。1年以内に飲みますしね。

 

とはいえ一気に届いても困るところもあるし、5月以降でよければAmazonギフト券も高額になっていくということですから願ったりかなったり。喜んでゆっくり待ちましょう。

 

よって私は2,3月で頼めるだけ頼んでおき、5月以降発送むしろありがとうの姿勢で臨みたいと思います。

追記[2月8日]残念ながらキャンペーンの対象となる特設サイトではビールは寄付額が高くなっていました。ふるさと納税ポータルサイトでは以前のままです。

還元率だけを考えると、ビールに関してはふるさと納税ポータルサイトの方が若干有利です。

 

終わりに

泉佐野市、やってくれますね。少し弱者の味方、石川五右衛門が捕まって釜茹でにされる前の散り際の最期のきらめきのようなものを感じて一抹の寂しさも覚えるわけですが、これからも応援し続けたいと思います。

 

ではまた!🙋‍♂️

 

 

Amazonプライム会員特典と、本当にメリットがあるのかを検証したら意外な結果に

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みなさんこんにちは。

 

もはや私たちの生活になくてはならない存在、Amazon。業界売り上げはダントツ1位、ダンボール業界も笑いが止まらないでしょう。

 

ところでこれまでなんの疑問もなく

「結構注文するから…」

という理由だけでプライム会員に入ってきたのですが、実際どれだけ得なのかを調べてみたところ、驚愕の事実を発見しましたのでご紹介したいと思います。

 

プライム会員って実際のところどうなの?とお考えの方の参加になれば幸いです。

(本記事は、2019年1月24日時点の情報をもとに作成しました)

 

 

プライム会員特典と、本当にメリットがあるのかの超個人的検証

全ての特典と、それに対する私の場合のメリットの有無を検証してみました。

3,900円の年会費の元が取れるか?が中心です。その他のメリットも一応忘れずに考慮します。

 

それぞれの見出しに評価を記載しています。

⭕️:メリットあり

△:メリットは限定的

✖️:メリットなし

 

配送特典   △

代表的な特典、「送料無料」です。

  • 「お急ぎ便」(通常発送より速く届く) 実はそんなに使わない会員外は360円/1回。
  • 「当日お急ぎ便」 地方なのでサービス対象外。会員外は514円/1回。
  • 「日時指定」 基本的に急がない商品が多いのと、家に誰かがいるのでほぼ使わない。会員外360円/1回
  • 「日時指定(当日配送)」 地方なのでサービス対象外。会員外514円/1回。
  • 「合計2,000円未満送料無料」 結局2,000円以上にしないと送料がかかる「まとめ買い対象」も多いのでそれほど多くはないがたまに使う。会員外は400円/1回。 月1回は使うかな、ということで400円×12回=4,800。(一応もう元が取れた笑)

 

プライム・ビデオ   ⭕️

追加料金なしで、対象の映画やTV番組が見放題。TV、スマートフォン、PCなどで楽しめるものです

毎日使う。会員外は100円/1回〜(海外ドラマの例)と考えると一応月3,000円。見放題コンテンツの充実度をみるとこれはそれ以上の価値があることは素直に認めたい。

ちなみにスマホでも楽しめますが、テレビで見たほうがいいのでFire stickは必須。

Fire TV Stick

Fire TV Stick

 

 

Prime Music  ✖️

100万曲以上が聴き放題。お気に入りの楽曲や音楽の専門家が選曲した数百のプレイリストを追加料金なしで楽しめる。

曲数がけた違いのunlimited echoプラン(390円/月額)を利用しているのでここでは対象外とします。

ちなみに音楽鑑賞が好き、という人がこのprime musicだけで音楽を満喫しようとするのは無理です。(聴きたい曲は有料だったりということが多い)

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Twitch Prime   ✖️

USのサービス、Twitchが提供するTwitch Primeと連携可能。毎月の無料ゲームコンテンツ、Twitch Channelの購読など。

初耳。ちょっと何言ってるかわかりませんが内容的には多分使わないであろう。

 

Amazon Photos   △

カメラ・携帯で撮った写真を何枚でも保存可能

(Amazon Photoアプリあり。)

スマホの写真のバックアップに使っている携帯が壊れたら恩恵を感じるだろう。

 

Kindleオーナーライブラリー   ✖️

Kindle電子書籍リーダーまたはFireタブレットで、対象のKindle本から好きなタイトルを毎月1冊無料で楽しめる。

本は必要なものをその都度選ぶのでほとんど使わない

 

会員限定先行タイムセール   △

通常より30分早くタイムセールに参加可能。

メリットはあると思うが、今のところは恩恵にあずかる(競合する)商品に巡り合っていない。可能性で△。

 

Prime Now ✖️

専用アプリでの買い物が最短2時間で届く

地方なので対象外

 

Amazonファミリー △

プライム会員ならおむつとおしりふきが定期おトク便でいつでも15%OFF。さらにお子様情報の登録で、おむつやベビー用品の限定セールへの招待など。

近所のドラックストアと比べて安いわけでもないが、高いわけでもないので手間を考えるとありがたい。使う。

 

Prime Reading ✖️

さまざまなデバイスで、豊富な本・マンガ・雑誌が読み放題。Amazonでしか読めない限定タイトルも。

それほど読みたいものもなく、ダラダラ雑誌を読む時間はないので、使わない。

 

Amazon Mastercard ⭕️

プライム会員なら2%ポイントが貯まるAmazonクラシックカード。プライム特典が使い放題で2.5%ポイントが貯まるAmazonゴールドカード。

ゴールドカード利用中。

なお年会費(10,800)にプライム会費(3,900)が含まれるほか、WEB明細サービスとマイ・ペイすリボというサービスに登録すれば、年会費が4,000円になる結果、実質負担は100円と、ゴールドカードを100円で持てる。ゴールドカードだとセール時に還元率を5%以上になったりするので、プライム会員ならゴールドカードの方が良い。

 

Amazon Music Unlimited ➖

プライム会員は特別価格、月額780円。30日間の無料体験あり。新曲から名盤まで、6,500万曲以上が聴き放題。楽曲をダウンロードすればインターネット接続がなくても楽しめる。

(echoプランで利用中なのでパス

echoならメリット大!

音楽配信をAmazonでと考えるなら必須。



Dash Button/バーチャルダッシュ  ✖️

Dash Buttonは、ワンプッシュでお気に入りの商品を簡単に注文できる、物理的なボタン。再注文が楽。

使わない。定期購買で足りる。

 

Amazonパントリー  ✖️

食品・日用品を中心とした低価格帯の商品をひとつから必要な分だけ、ひと箱あたり390円の取扱手数料で届く。

そういう使い方はしない。さすがに買い物に行く。

 

Amazonフレッシュ  ✖️

生鮮食品や専門店グルメから日用品まで、必要なものがまとめて届く。

地方なので対象外。

 

ということで、改めてみると、メリットは多いけれども、使わない、使ってない、使えないものが相当あるなという印象です。いや、ほとんどと言ってもよいです。

 

検証の結果、送料だけで元はとれてると言えますが買い物をまとめれば送料は会員外でも無料なので特典と言うほどでもないですよねぇ…

 

高還元率で年会費実質無料に近いアマゾンゴールドカードについては、還元率だけみるとこれに近くてAmazonに特化していないカードもある。ある程度Amazonで買い物をするなら持ってて損はないけど、それほどすごくはない

 

サービスの恩恵をフル享受できる人とはどんな人か

改めてみると、私のライフスタイルからはそれほどAmazonプライムのメリットがないという悲しい事実が明らかになってしまいました。

逆に次のような人はメリットがかなりありそうです。

  • 都市部の各種サービスの対象エリア在住
  • 単身者(日時指定が必要)
  • 急ぐ商品を思いついたたびに注文する
  • 音楽を聴きまくる
  • 映画やドラマを観まくる
  • スーパー行くよりAmazonだ

都市部の若者や共働きと言ったイメージでしょうか。

会費が同じと考えると地方在住の身としては不公平感も感じます。

 

コスパを最大化しているのは2歳児だった

お金の面だけみるとなんとも微妙な検証結果となりました。

ECサイトには楽天やらビックカメラやら魅力あるものが他にもあり、少し見直せば会費を払ってまで…と思わないでもないですが(あくまで、個人のライフスタイルに照らしてみての感想です。)、当面見直しはなさそうです

 

それは

Amazonプライムビデオ

があるから。

 

海外ドラマをよく観るのと、それ以上に、2歳の娘が、無茶苦茶これを使い倒しているのです。

 

なにしろ、寝かしつけ、すなわち寝るときのルーチンとして毎日欠かさずお気に入りの番組を観ており、しかも何日同じもの(無料の)を観ても飽きないのです。

つきあう方はゲンナリですが追加料金不要で楽しんでくれているうえにおとなしく寝るのですから、子育てツールとしてもコスパは最強です

子供が何かに集中しておとなしい、そして寝てくれる有り難み。子育て世代には共感いただけるでしょう。

 

終わりに

いかがでしょうか。あくまで私の場合ですが、結論としては

もっぱらAmazonプライムビデオのためにプライム会員になっている

ということですね。

思えば通販を快適に利用するためのコストだと思って漫然と続けてきたら実は映像だったということで、知らぬ間にAmazonの多角的会員囲い込み戦略に乗っていたということです。

先にも述べたようにECサイトも群雄割拠、巨人Amazonも留まってはいられないということでしょう。

会員囲い込み、と言えば音楽なんかはすでにプライム会員特典ではなくてスマートスピーカーを買わせてそちらに特典として着ける形で、私ごとき「娘がビデオ観なくなったらやめようかな」という退会予備軍の行く手にはすでに刺客を送っているわけです。

実に空も地面も見えぬ密林の深さを思い知らされる気がいたします。

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本日もお付き合いいただきありがとうございました😊ではまた

 

Amazonのサイバーマンデーとは結局どう付き合えばいいか

本記事は2019/12/20に作成しました。

 

もう気が付けば師走も半ばを過ぎました。

 

さてこの間巷ではAmazonの年に一度の大セール“サイバーマンデー”があったわけです。

今回はその振り返りと、結局サイバーマンデーって得なの?ということについて検証してみたいと思います。

 

1 戦利品について

まず私がこのセールで買ったのは、スマートスピーカーでした。

スマートスピーカーとは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタント機能を持つスピーカー。

話しかける事で、つまり「声」で、ニュースや音楽を聴いたり、家電製品を操作したり、電話やメッセージを送ったりという操作ができるスグレモノというわけです。

 大げさに言うと「AIがある生活は当たり前になるであろうからちょっと試しておくか。」ということですね。

これといった目的はなくつまり必要に迫られてはいないわけですが。

Amazonのスマートスピーカーもさまざまあって悩むのですが、ざっくりいうと

  1. とりあえず 使ってみたい人向け
  2. 音がいいものにしたい人向け
  3. スマートホームを意識した人向け

の3タイプに集約できるとみました。

で、下位モデルにできて上位モデルにできないことは(狭いところに入る以外は)基本的にはないので、純粋にどこまで欲張るかをお財布と相談すればいい世界です。

 私は2にしました。3にしたければ、買い替えればいいしね。ということで。

何しろセール時の割引がでかいので、「毎年買ったって大したことない。」と正直思います。

 

「これといった目的はなく」なので劇的に生活が変わるってわけではないのですが、使ってみてこれば便利だなと思った機能を上げると(私目線)、

① ハンズフリーで電話ができる

これは地味に便利。外出先からスマホでechoに電話をかけ、echoは家にいる人が「電話に出て」といえば出られる。 逆に、echo側からは、「アレクサ、〇〇に電話して」といえば、電話を持ってない子供でも電話がかけられるのです!

この点だけを考えると画面付きのモデルならもっと楽しいかもしれませんね。 

 

② 音楽に困らない

Amazonの有料音楽サービス「Amazon Music Unlimited」は4,000万曲聴き放題で月額980円(プライム会員780円)ですが、echoを買った人には月額380円のechoプランがあります。

 

もう完全に買わせにかかってます。

 

邦楽メインの人にはそれでも物足りないかもしれませんが(邦楽は少ないです。)、洋楽メインならもう完璧でしょう。

子供向けも充実しているので、思いついた曲名をアレクサさんに頼んだらスッとかけてくれます。

「クリスマスっぽい曲かけて」でUSEN代わりにもなりそうです。

音質は正直不満はないけどそんなにすごくもない。ですので、①のとりあえずモデルにしなくてよかったな。と思いました。

 

③    時間とか天気とか調べるのにスマホをみなくてよい

そのまんまですがカーチャンとか奥さんに聞く感じでアレクサさんに聞けばいいのです。

カーチャンとか奥さんのように「自分で調べたら」とか言いませんからね。

しかも正確です。朝、天気とかは結構重宝します。

 

ですかね。Amazonの注文がハンズフリーでできたり、本の読み上げとか、タクシーを読んだりすき家を注文したり・・できることは無限大ですが今のところはそれらにはあまりお世話になりそうな予感がしないので。

 

2 結局サイバーマンデーとは何であったのか

結論から言うとAmazonデバイスを買うべき期間という身もふたもないことになりそうです。が、期間中はポイントの付与率が上がるので、いずれ買うものや普段使うものについてはセール価格でなくともこの期間に買うのがよいです。

Amazonデバイスに関しては、すべてが安くなるわけではない(実際、今回もう一個上のモデルを狙ったけれども、下がらなかった一方で、買ったモデルは5,000円も下がった。セールは在庫処分の意味合いもあるでしょうから仕方ない)ものの、値引き率が総じてエグイ。よほどのことがない限り平時には手を出すべきではないでしょう。 

 

ポイントに関しては、アマゾンカードでプラス〇%、ゴールドならさらにプラス〇%、・・通常配送を選択ならさらに・・という具合に、セール時には相当の優遇があります。

 

今回はその適用の前提が「総額2万円以上の買い物」だったので、セールが近くなったら普段のポチりの調整をしてセール時に照準を合わせるのがよいでしょう。

ついでに言うと、今回発見した新たな事実として、「ドラッグストアで買えるようなものは、ドラッグストアのほうが安いことの方が多い」ということです。

便利なのでついポチってしまいがちですが、洗剤やら粉ミルク(知る限りこれが一番割高)の類は近所のドラッグストアで買うのがおすすめです(どこのドラッグストアもAmazonよりは安いという製品もあります。)。

 

3 今後の展望

こうした反省点を踏まえると、やはり普段からAmazonデバイスの動向には目を光らせておいた方がよさそうだなというのが実感です。 

 

Amazonデバイスはすでに生活に完全に入り込んでおり、これらの取捨選択かアップグレードかに頭を悩ますというのが今後の付き合い方になりそうな気がするところ、どのような改良がなされているのか?この分野にどれほど気合を入れているのか?というのは、気にしておいた方がいいと思いました。

これにより、実は新しいから、安くなっているからという理由で飛びつく愚を犯さずに済みます。

 

ところでAmazonデバイス以外では、できれば服とかを何とかしてほしいですよね。

なぜAmazonの服は尖った靴とか謎の模様の入った長袖シャツとか微妙なのが多いのか・・ハイブランドをとは言わなけど定番のブランドと提携したストアがあるとずいぶん幅が広がると思うのですが。アパレルは難しいのでしょうかね。

この点だけは楽天とかヤフーとかの方が(総合通販サイトとして)優れていそうです。

 

なんて言ってたらあちらのAmazonは手を打ち始めているようです。体型情報と消費者の嗜好からファッションを指南ですか…AMAZOZOTOWNみたいなものになっていくのでしょうかね(*´ω`*)笑

 

サイバーマンデーに際してAmazonの歩き方をおさらいする

師走はアマゾネス(Amazonファン)にとっては特別な月。

そう。年に一度のスーパーバーゲンセール、“サイバーマンデー”がやってくるのです。今年は12/7から12/11のようですね。

 

期間中は人気商品ですら平気で50%オフだったり、とにかくお財布の紐も緩むどころか吹っ飛ぶとともに、「もう金輪際定価で買うものか」という思いを強くするイベントとしておなじみですね。

 

私も英語学習に必携のデバイスを昨年のこれで確か4割か5割引で購入した記憶があります。 

Fire HD 8 タブレット (8インチHDディスプレイ) (第7世代) 32GB

こんなに値引きしたら私のように定価買いをしない人が増えて利益も減るんじゃと心配になるのですが、アマゾンとすればこのキャンペーンで利益を出すというよりも在庫処分とプライム会員の獲得を狙っているのだろうと推察されるわけです。が、いずれにせよ、よほど急がない限りキャンパーン時以外にアマゾン製品を買うのは愚の骨頂先生というべきでしょう。

 

さて本日は、この年に一度のイベントを間近に控え、このお得感を最大限発揮するために押さえておくべきと思われるポイントを整理したいと思います。

 

 Amazonカードの選び方について

ヘビーアマゾネスにとってアマゾンポイントというのはバカになりませんで、気が付いたらタブレットの一つくらい買えそうなポイントがたまっていたりするのが常なわけですが、アマゾンカードを決済に使えばポイント還元率が上がり、しかもそれがゴールドカードだとさらに上がるという仕組みになっていますので、Amazonカードは必須です。

発行はいずれも無料ですがゴールドカードの方は年会費(10,800円/年)がかかるのでたまにしか使わない人は一般のほうがいいのですが、

  • 年間8万円以上使う
  • プライム会員だ(または会員になりたい)

という人は一も二もなくゴールドです。何しろプライム会費(3,900円/年)がカードの年会費に含まれるのですから、あとはしょっちゅう送料を負担しているよ‥という人はこっちにしといたほうがいいわけですね。その損益分岐が大体8万円。とのことですが、以下の事情があるのでこれはあまり吟味しません。

 

すなわち

アマゾンカードは三井住友が発行しているわけですが、支払い方法をリボ払い設定にすると年会費から5,400円が引かれ、さらに紙じゃなくWEB明細書にすればさらに1,080円が引かれる結果、

 10,800-3,900(プライム会費分)-5,400(リボ設定)-1,080(WEB明細)

ですから、ゴールドカードなのに実質年会費は420円です。

 

なおリボですが、生活費を毎月1万円のリボ払いにしていてえらい目にあった人の話を聞いたことがありますが、金額を上限いっぱい(50万円)にすることにより、たいていの人は実質1回払いになるので、恐れることはありません。これにより値引きの恩恵だけを受け取ることができます。ちょっと脱法っぽいけど三井住友さんによって公式に認められているそうですよ。

 

ですので結論としてはショッピングをたまに利用するくらいの人でもプライム会員ならアマゾンゴールド一択ということですね。

ゴールドカードですから空港のラウンジ利用とか旅行の保険などで有利ですが、そのほか、まぁ無料のカードよりはなんとなく体裁がよい。その意味では願わくばもう少しましなデザインにしてほしいものです。アマゾン主張し過ぎ。

 

ほしいものリストを活用すべきことについて

購入したいものがあったらポチる前にほしいものリストに入れる習慣をつけるべきです。

頭を冷やすのにも役立つし、値下がり情報を知らせてくれます。

スーパーでいうならほとんどカゴに入れた状態で値下がりシールを貼りに来てくれるようなものです。

もちろんセール時は特に売り切れる可能性があるので迷いは禁物ですが、ほしいものリストに入れてセールを待つという習慣がよりお得にAmazonを使い倒すポイントです。

 

知らないと損することの多きことについて

アマゾンという密林はいまだに注意しないと落とし穴があちらこちらに口を開けているように思います。

これまでどれだけこうしたものを不知であるがゆえに辛酸をなめさせられてきたかを考えると脇汗をかく思いです。

ざっと思いつくだけでも

・そもそも送料が有料になったのを知らなかった

・知らないうちにプライム会員になっていた

・知らないうちにkindle unlimitedに加入していた

・セールが大きいもので年2回、小さいものを含めれば毎月あることを知らなかった

記憶に新しいのが

アマゾンゴールドカードを入手した直後に「アマゾンゴールドカード入会7000ポイント還元キャンペーン」が始まった

などなど枚挙にいとまがありません。

知らないうちにというのもキモで、間違いなくどこかで自らクリックなり申し込みのアクションを起こしているのでしょうが、それを自覚させないところが密林の怖さ。気を付けたいものです。

また、いつの間にか送料が有料に(知らなかった人の方が少ないでしょうが)のような制度の見直しはこれからも行われるでしょうから、チェックを怠らないようにすべきでしょう。

最近Amazon創業者がAmazonは将来潰れると発言して話題になりました。

そりゃいつかはそうなるのでしょうがしばらくはそんなことにはならないでしょうから、上手に探検して共存したいものです。