サイバーマンデーに際してAmazonの歩き方をおさらいする
師走はアマゾネス(Amazonファン)にとっては特別な月。
そう。年に一度のスーパーバーゲンセール、“サイバーマンデー”がやってくるのです。今年は12/7から12/11のようですね。
期間中は人気商品ですら平気で50%オフだったり、とにかくお財布の紐も緩むどころか吹っ飛ぶとともに、「もう金輪際定価で買うものか」という思いを強くするイベントとしておなじみですね。
私も英語学習に必携のデバイスを昨年のこれで確か4割か5割引で購入した記憶があります。
こんなに値引きしたら私のように定価買いをしない人が増えて利益も減るんじゃと心配になるのですが、アマゾンとすればこのキャンペーンで利益を出すというよりも在庫処分とプライム会員の獲得を狙っているのだろうと推察されるわけです。が、いずれにせよ、よほど急がない限りキャンパーン時以外にアマゾン製品を買うのは愚の骨頂先生というべきでしょう。
さて本日は、この年に一度のイベントを間近に控え、このお得感を最大限発揮するために押さえておくべきと思われるポイントを整理したいと思います。
Amazonカードの選び方について
ヘビーアマゾネスにとってアマゾンポイントというのはバカになりませんで、気が付いたらタブレットの一つくらい買えそうなポイントがたまっていたりするのが常なわけですが、アマゾンカードを決済に使えばポイント還元率が上がり、しかもそれがゴールドカードだとさらに上がるという仕組みになっていますので、Amazonカードは必須です。
発行はいずれも無料ですがゴールドカードの方は年会費(10,800円/年)がかかるのでたまにしか使わない人は一般のほうがいいのですが、
- 年間8万円以上使う
- プライム会員だ(または会員になりたい)
という人は一も二もなくゴールドです。何しろプライム会費(3,900円/年)がカードの年会費に含まれるのですから、あとはしょっちゅう送料を負担しているよ‥という人はこっちにしといたほうがいいわけですね。その損益分岐が大体8万円。とのことですが、以下の事情があるのでこれはあまり吟味しません。
すなわち
アマゾンカードは三井住友が発行しているわけですが、支払い方法をリボ払い設定にすると年会費から5,400円が引かれ、さらに紙じゃなくWEB明細書にすればさらに1,080円が引かれる結果、
10,800-3,900(プライム会費分)-5,400(リボ設定)-1,080(WEB明細)
ですから、ゴールドカードなのに実質年会費は420円です。
なおリボですが、生活費を毎月1万円のリボ払いにしていてえらい目にあった人の話を聞いたことがありますが、金額を上限いっぱい(50万円)にすることにより、たいていの人は実質1回払いになるので、恐れることはありません。これにより値引きの恩恵だけを受け取ることができます。ちょっと脱法っぽいけど三井住友さんによって公式に認められているそうですよ。
ですので結論としてはショッピングをたまに利用するくらいの人でもプライム会員ならアマゾンゴールド一択ということですね。
ゴールドカードですから空港のラウンジ利用とか旅行の保険などで有利ですが、そのほか、まぁ無料のカードよりはなんとなく体裁がよい。その意味では願わくばもう少しましなデザインにしてほしいものです。アマゾン主張し過ぎ。
ほしいものリストを活用すべきことについて
購入したいものがあったらポチる前にほしいものリストに入れる習慣をつけるべきです。
頭を冷やすのにも役立つし、値下がり情報を知らせてくれます。
スーパーでいうならほとんどカゴに入れた状態で値下がりシールを貼りに来てくれるようなものです。
もちろんセール時は特に売り切れる可能性があるので迷いは禁物ですが、ほしいものリストに入れてセールを待つという習慣がよりお得にAmazonを使い倒すポイントです。
知らないと損することの多きことについて
アマゾンという密林はいまだに注意しないと落とし穴があちらこちらに口を開けているように思います。
これまでどれだけこうしたものを不知であるがゆえに辛酸をなめさせられてきたかを考えると脇汗をかく思いです。
ざっと思いつくだけでも
・そもそも送料が有料になったのを知らなかった
・知らないうちにプライム会員になっていた
・知らないうちにkindle unlimitedに加入していた
・セールが大きいもので年2回、小さいものを含めれば毎月あることを知らなかった
記憶に新しいのが
・アマゾンゴールドカードを入手した直後に「アマゾンゴールドカード入会7000ポイント還元キャンペーン」が始まった
などなど枚挙にいとまがありません。
知らないうちにというのもキモで、間違いなくどこかで自らクリックなり申し込みのアクションを起こしているのでしょうが、それを自覚させないところが密林の怖さ。気を付けたいものです。
また、いつの間にか送料が有料に(知らなかった人の方が少ないでしょうが)のような制度の見直しはこれからも行われるでしょうから、チェックを怠らないようにすべきでしょう。
最近Amazon創業者がAmazonは将来潰れると発言して話題になりました。
そりゃいつかはそうなるのでしょうがしばらくはそんなことにはならないでしょうから、上手に探検して共存したいものです。