高還元率でおなじみ泉佐野市のふるさと納税がキャンペーンで異次元のお得感
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作成:2019/2/6
追記:2019/2/8
われらが大阪府泉佐野市が特設ふるさと納税サイト「さのちょく」で、ふるさと納税を申し込んだ方全員にAmazonギフト券をプレゼントする「Amazonギフト券100億円還元閉店キャンペーン」を開始しました!
泉佐野市がすすめる1000種類以上の返礼品から好きなものを選択するだけで、返礼品の最大20%分のAmazonギフト券がもらえる。というのがその内容。
Amazonギフト券は発送時期によってお得度が変わるようで、
- 通常の順次配送を選択すると、Amazonギフト券は10%還元(納税額1万円で返礼品にビール1ケースを選ぶと、Amazonギフト券は1000円分。
- 5月以降の配送月を指定すると、20%還元
となります。
総務省とにらみ合う泉佐野市、「現行法上問題ない」としているのですが、そもそも総務省はギフト券による還元を問題視しているので、真っ向から反旗を翻した格好です。痛快ですね。
大阪・泉佐野市がアマゾン券追加 納税返礼品巡り、総務相に反旗
この背景には、「返礼品の調達費は寄付額の30%以下」にしなければならず、これを守らない自治体は6月以降、制度の対象外とする法改正が目前に迫っているということがあります。
つまり、泉佐野市のお家芸、高還元率の返礼品はNOということになります。
われらが泉佐野市は規制強化に反対しているのですが、悪法もまた法なり。法改正されればこれまでのような取り組みはできなくなるとして今回のキャンペーンを決めたということのようです。
もちろん、この制度によって泉佐野市は多くの寄付を集めてきて、住民サービスの充実を図ってきたわけで、別に総務省に喧嘩を売るのが目的ではなく、「ふるさと納税の取組みを支持してくださった皆さまへ感謝」を示したいということなのですから、恐縮しつつ素直に乗っかっていきたいものです。
今回の一件で知ったのですが、これまで泉佐野市の小中学校にはプールがなかったそうですが、寄付によっていくつかのプールが整備されたのだとか。
ほんの一例ですが国全体をみて近くの老人より遠くの子供のほうが支援しがいがあるという考え方もあります。
寄付先、内容を選べるというのは同じ金を払う身からするとこちらとしてもありがたいですよね。
脱線しましたが、キャンペーンにいかにして望むか?という私の作戦を注意点とともに整理しますので、ご参考にしていただければ幸いです。
1 泉佐野市特設ふるさと納税サイト「さのちょく」からの寄付のみ対象
いわゆるふるさと納税ポータルサイト(「さとふる」とか「ふるさとチョイス」とか)からの寄付だと、Amazonギフト券はつきませんので注意が必要です!
👆ここだけ!
2 期間はこの2月から3月まで
法改正を視野に、泉佐野市の特設サイトが閉店するのを機に行うキャンペーンとのことで、期間が極めて短いですのでこれも要注意です。
3 返礼品は待てるものにしたほうがよい
返礼品の発送時期によって、Amazonギフト券の返礼品に占める率が大きく異なります。事務の手間との兼ね合いなのでしょうね。
そもそも人気の泉佐野市、返礼品が送られてくるのは遅いです。キャンペーンだとさらに事務もふくそうするでしょうし、「4月の誕生日のために」みたいな急ぐものは避けたほうがいいでしょう。
いつ来てもいいもの、くらいに考えたほうが無難です。
4 おまけ 私はビールを頼んどきます
個人的には、泉佐野市の返礼品の中でも魅力なのはビールだと思っています。還元率は30⁻60%と高くお得ですし、なにしろ私にとってはビール代は固定費。強い味方です。
法改正後に返礼率が下がっても、私はビールを返礼品にしてもらうつもりです。
ビールの良いところは、保存もきくところです。直射日光さえ避けておけば、室内でも風味を損なうことなく保存できます。1年以内に飲みますしね。
とはいえ一気に届いても困るところもあるし、5月以降でよければAmazonギフト券も高額になっていくということですから願ったりかなったり。喜んでゆっくり待ちましょう。
よって私は2,3月で頼めるだけ頼んでおき、5月以降発送むしろありがとうの姿勢で臨みたいと思います。
追記[2月8日]残念ながらキャンペーンの対象となる特設サイトではビールは寄付額が高くなっていました。ふるさと納税ポータルサイトでは以前のままです。
還元率だけを考えると、ビールに関してはふるさと納税ポータルサイトの方が若干有利です。
終わりに
泉佐野市、やってくれますね。少し弱者の味方、石川五右衛門が捕まって釜茹でにされる前の散り際の最期のきらめきのようなものを感じて一抹の寂しさも覚えるわけですが、これからも応援し続けたいと思います。
ではまた!🙋♂️