Barbourのビデイルはおっさんが着てこその服だ
ずっとおっさんの着る服だと思っていた。
野暮ったいコーデュロイの襟も
中途半端な丈感も、色合いも
全てが自分に縁のないものだと思って生きてきた。
それが
である。
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ところがこの冬、にわかにこの「昔から知ってるけど会えば会釈くらいする程度の間柄」のビデイルさんが気になって仕方がない。
まあおっさんが着る服だ、おっさんになっただけかもしれない。
ともあれ近所のセレクトショップで試しに袖を通してみた。
数分後にはクレジットカードがリーダーを通っていた。
Bedaleの魅力
ニワカのくせに語るのもなんだが、これはハマる。全てが微妙だと思っていた全てが絶妙なんである。
この変節ときたらどうしたものだろう?食わず嫌いだったのだろうか?
いや、おっさんになったのだというのがやはり正しいだろう。すなわちこの服はおっさんに似合う服なのだ。
決して「流行に敏感な若者」のオシャレアイテムではなく、おっさんがさらりと羽織ってこそハマる服。それがこのBadaleであり、自分もどうやらこれを着てもいい年齢にさしかかってきたということに違いない。